少ない水で衣類をキレイに洗え、乾燥機能や洗濯物の出し入れがラクなど人気のドラム式洗濯機。創業から120年以上の歴史を誇り、世界的にも有名なドイツのプレミアム家電ミーレ(Miele)の洗濯機の購入を見当している人も多いことでしょう。
しかし、「家電の海外ブランドは使い方がわかるか不安」「日本のマンションでも設置できるサイズなの?」など不安や懸念材料も少なくありません。
ここではミーレ洗濯機の口コミをはじめとするレビューや、機能や効果、電気代や価格について解説していきます。購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
ミーレ洗濯機の良い口コミ&評判
商品購入に不安や疑問を感じる際、実際の利用者からのレビューは非常に役立つ情報です。また、ポジティブな意見は購入の後押しにもなります。
ここでは、ミーレ洗濯機に寄せられる良い口コミや評判について紹介していきます。
Tシャツがシワなしで出てくる
泥汚れが真っ白に
野球の泥汚れにはウタマロ。って聞くけど擦り洗いしてる時間がないんですよ時間が!(え?ツイートしてる時間はあるよ?)
それで試しに「ポロット」という洗剤に「オキシクリーン」追加してミーレ洗濯機75℃のcotton、heavyで洗ったら真っ白ー!もはや何が効いたかわからないケド
— 花ノン (@bluebeetle421) June 29, 2020
自動投入が便利
汚れが落ちやすい
ミーレ洗濯機の悪い口コミ&評判
シワなく洗濯できるこや洗浄力の高さ、効率が良いといったポジティブな意見が挙がる一方で、ミーレ洗濯機には「完了通知がない」「壊れた」など悪い口コミや評判も存在します。
決して安い買い物ではないため、失敗や後悔をしないためにも購入前にデメリットを確認しておきたいものです。ここでは、ミーレ洗濯機に寄せられるネガティブな意見を紹介していきます。
完了通知がない
すぐ壊れた
ミーレ洗濯機の電気代
乾燥機能をはじめ、多機能な洗濯機を使用するうえで気になるのがその電気代。使用するうえで、どれくらいの電気代がかかるのか把握しておくと、気兼ねなく使えて安心できるものです。
ミーレ洗濯機の定格消費電力は2.2kwであることから、1時間あたりの電気代は約68.2円です。仮に、1回の洗濯を3時間で行う場合には約204円の電気代が発生する計算となります。
もちろん、乾燥まで行わず洗浄のみにしたり、洗濯物の容量が増減したりすることよって発生する電気代は異なります。また、雨の日や冬の乾きにくい日などで急いで洗濯物を乾かしたい際、コインランドリーを利用する人もいますが、コインランドリーの5〜10kgの相場は300〜500円程なので割高です。なお、乾燥機の利用においては10分100円が相場です。
これらを鑑みて、ミーレ洗濯機は使用する機能や洗濯頻度によっては、決して高い電気代ではないといえるでしょう。
ミーレ洗濯機の価格・値段
現在のミーレ洗濯機の販売価格は、次のとおりです。
縦型の洗濯機よりも2〜3倍の価格であるドラム式洗濯機ですが、その相場は13万〜35万円程度であるといわれています。相場と比較すると、ミーレ洗濯機は少々高い価格設定であるといえるでしょう。
洗浄力や自動機能などの仕様はもちろん、ミーレという長い歴史と世界的に実績があるブランド、かつ海外製品のシンプルでおしゃれなデザインを選ぶかが購入のポイントになります。他社製品の購入と悩んでいる人は、十分に比較・検討をして選択するようにしましょう。
ミーレ洗濯機の機能&効果
購入に際し、どのような特徴やメリットがあるのかを把握することは購入に踏み切れない人にとって良い後押しとなります。また、他社製品との比較材料にもなることでしょう。
ここでは、ミーレ洗濯機に搭載されている機能や効果について紹介していきます。
服に合わせて使い分けられる水温調整
ミーレ洗濯機は豊富な洗濯メニューが特徴的で、日本製品には少ない水温調整機能も搭載されていることに注目です。
洗濯する素材に合わせられることはもちろん、最高90度まで水温を上げられるため、タオルのようなリネン類といった臭いや菌が気になるものでも、清潔に保つことができます。
このように、衣類に優しく、殺菌効果も期待できることは非常に魅力的であるといえるでしょう。
手間が省ける洗剤自動投入機能
洗濯を行う度に、洗剤や柔軟剤を入れることを手間に感じるている人も多いことでしょう。本来、洗濯物の容量に合わせて洗剤・柔軟剤を入れる必要がありますが、毎回計量することは面倒で、目分量や感覚で投入しているという人も多いのではないでしょうか。
ミーレ洗濯機では、専用開発された洗剤を洗濯メニューに合わせて自動計量して投入するプログラムが搭載されています。そのため、面倒な洗剤投入を毎回行わなくて済み、簡単に洗濯を行うことができるのです。
おしゃれ着にも安心のハニカムドラム
ミーレ洗濯機は、特許取得しているハニカムドラムという、衣類に優しい構造が採用されています。ハニカムドラムは、薄い水の膜を滑るように衣類が動くため、擦れによるダメージを軽減してくれる効果が期待できます。
おしゃれ着を洗濯機で洗ったことによる伸び縮み、素材そのものへのダメージを心配して手洗いやクリーニングに出している人にとって嬉しいポイントであるといえるでしょう。
帰宅中に使えるアプリ遠隔操作
ミーレ洗濯機では、スマートフォンやタブレットに専用アプリをインストールすることで、外出先から遠隔操作できるモデルも販売されています。
細かな洗濯メニューを簡単に選択できることをはじめ、帰宅時間に合わせて洗濯を開始することで、効率よく家事を行えます。
忙しい主婦の方はもちろん、ひとり暮らしで洗濯を行うのが手間に感じている人にとって嬉しい機能であるといえるでしょう。
シワ対策になるプレアイロニング機能
洗濯機による乾燥機能は非常に便利ですが、シワになることを不安に感じている人もいることでしょう。
その点、ミーレ洗濯機ではプレアイロニング機能というハニカムドラムがアイロンのような働きをするシワを伸ばす機能が搭載されています。その効果はアイロンの手間を50%も軽減できるといわれているため、洗濯機での乾燥によるシワが気になる人であっても安心して利用できるといえるでしょう。
ミーレ洗濯機のQ&A
洗浄力や効率性が高さ、多彩な洗濯メニューが搭載されている魅力いっぱいのミーレ洗濯機ですが、その値段は決して安いものではありません。購入を考えた際、細かな疑問や不安を感じるのは当然のことです。
ここでは、ミーレ洗濯機におけるよくある疑問や不安についてQ&A形式で解説していきます。
デメリットは?
デメリットとして、ミーレ洗濯機の電圧が200vであることが挙げられます。ボルト(v)は電気を押し出す力のことで、日本の一般家庭では100vが使用されていることが多いです。
そのため、ミーレ洗濯機を家庭で使用するためには配線工事を行い、200vのコンセントに対応できるようにする必要があります。これは、十分な電圧を確保できない環境で使用してしまうと故障の原因になってしまうからです。
最近では、ミーレ洗濯機以外にも高出力のエアコンやオーブンレンジなどの家電も登場しており、対応している住宅もあります。ミーレ洗濯機を購入する際には、自宅の電圧の確認を必ず行うようにしましょう。
マンションに設置できる?
魅力的な製品であっても、実際に設置することができなければ意味がありません。海外ブランドであることから、サイズ感を気にする人は多いですが、実は重要なのはその重量。
ミーレ洗濯機の重量は約100kgであるため、重量制限によって設置できないケースがあります。
特に、木造建築の1階以外の場合には補強工事しなければ設置できないことがあるため注意が必要です。マンションであっても重量制限をクリアできないと設置できないため、購入においては工事ができるか否かの確認を必ず行うようにしましょう。
また、ミーレの公式サイトでは簡単な設置診断を行うこともできるため、不安な人はこちらを活用するのもおすすめです。
ミーレ洗濯機はやさしく汚れを落としてくれる
ミーレ洗濯機は、ドイツの老舗プレミアム家電ブランドが販売しているドラム式洗濯機です。洗濯メニューが豊富で、高い洗浄力や特許取得のドラム構造で衣類にも優しいのが特徴的です。
また、専用アプリの活用によってスマートフォンからの遠隔操作、自動洗剤投入機能による手間の削減など、家事の効率化にも役立つことに期待が持てます。
価格はリーズナブルであるとはいえませんが、充実した効果や機能を搭載しているため、購入する価値は高いといえるでしょう。購入を検討している人は、ぜひ本記事で紹介した内容を参考にしてみてください。