日本の家電メーカー・ショップジャパンから販売されている冷風扇ここひえは、音がうるさいなど悪いレビューが多いと購入を躊躇するような噂が蔓延しています。
電気代を気にする一人暮らしの方や主婦の方はここひえ購入を検討していると思いますが、悪い口コミばかり聞くと「買って大丈夫なのだろうか」と不安を抱くでしょう。現在ここひえを買うか悩んでいる方が購入に積極的になれるように、ここひえの特徴を本記事で明らかにします。
良い口コミも悪い口コミも公開して、ここひえの真実の姿を暴きましょう。ユーザーの本音を知れば、ここひえを購入する際の大きなヒントになるはずです。
ここひえの良い口コミ&評判
2022年にR4という新世代モデルが発売されたここひえは、2023年もR5パーソナルクーラーなど最新モデルをリリース。
テレワークや家事で家にいることが多い方にとって、冷え過ぎず丁度良い温度を保てるここひえは頼れる製品。以下で紹介するユーザーが投稿した良い評判は、きっとあなたのここひえ購入意欲を後押しします。
一人で使うなら快適
本品は気化熱を利用するため乾燥した部屋で威力を発揮する。例えばエアコンをかけているが冷気がこない、発熱体が多くエアコンが効かないなどの場合一人だけ冷気を楽しむような時、効果を体感できる。
エアコンが苦手な人向け
室温32.8でも30㎝程の距離で首元・胸元に冷風が当たるようにする事で暑さを紛らわせる事が出来ています。(部屋内の空気入れ替え用に扇風機を併用しています)
また、冷える温度も気化熱分のみの数度ですので、周辺気温との相対的な感覚で冷えを感じるだけです。
とはいえ、自分の場合は、汗が止まります。
エアコンが苦手な場合、これは良い物です。
持ち運びしやすい
エアコンの代わりに使ってます。
持ち運びに便利。
浴室でもつかってます。
首振り機能で快適
首振り機能があるので、ちょうど頭から足にかけて風が行く高さに設置できれば十分涼しいです。氷水を入れたところで出てくる風はそんなに冷たく感じませんが、フィルターを冷凍庫で凍らせるとエアコン以上に快適な冷風が出てきます。
扇風機と併用すると良い
テレワークのお供に。この暑さなので氷を入れてもすぐに溶けますが、扇風機との併用で快適です
口コミ引用元:Amazon.co.jp
ここひえの悪い口コミ&評判
卓上型冷風扇ここひえは、運転音や価格と機能性のバランスに悪い口コミが集中しています。
購入して「予想と違った」と戸惑わないよう、ここひえに含まれるデメリットも頭の片隅に入れてください。
うるさいし冷えない
思ったより冷えませんでした。最大にすると音がうるさくて、扇風機の方が役に立ちます。物の割に値段も高いかな?
ゲーミングPCのファンより大きい音がする
30℃を超える気温で使用する場合、
最大風量でなければほぼ涼しくないのですが、
ゲーミングPCのファンの音よりも大きい音がします。
水漏れしやすく変な匂いがする
CMで話してたより冷えないしガッツリ感がある。
水も漏れやすいし最悪だわ!
最初から変な独特な匂いもあって今はもう使わないし放置してある状態。
就寝時の使用には向かない
涼しくなるのは助かるが、意外とうるさい。一番静かなモードにしても、普通の扇風機の中ぐらいの音がする。
寝るときにつけると気になるので向いていない。家事の際の扇風機に使うしかないかな。
値段と釣り合わない
一番強くするとうるさい。
でも、強くしないと風を感じない。そよ風を求めるのであればよいのかも。
値段の割に安っぽいし、3000円ぐらいで買えそうな代物。
口コミ引用元:Amazon.co.jp
ここひえの電気代
ここひえの消費電力は6Wと省エネタイプであり、1時間あたりの電気代は約0.186円です。テレワーク中にフルタイム(8時間)運転しても電気代は約1.488円で、電気代節約を手助けしてくれるでしょう。
エアコンの平均消費電力は1,000Wですから、ここひえを利用するとエアコンの長時間運転より圧倒的に経済的な負担が少なく済みます。短時間の使用なら電気代が発生しないに等しいですし、仮に24時間運転しても電気代は4.4円です。1,000Wのクーラーを24時間利用すると600円~700円もの電気代がかかるので、ここひえがいかにお財布に優しい商品が分かるでしょう。
涼しい風を味わいたいけれどエアコンで電気代を消費したくない方には、ここひえの購入を全力でおすすめします。
ここひえの価格・値段
現在のここひえの販売価格は、次のとおりです。
一般的なエアコンより安価なのは、火を見るより明らかでしょう。パナソニックのサーキュレーターより安いので、コストを抑えたい方も気軽に購入できます。
ここひえはクーラーでなく冷風扇ですが、夏場だけでなく秋や梅雨時などエアコンよりも長期間使用できます。扇風機と併せて使用すればクーラーと同等の冷風を浴びられるでしょう。
ショップジャパンなど家電通販サイトは勿論、メルカリなど中古品販売アプリでもここひえが出品されています。最安値商品の購入など節約を意識するなら、中古のここひえを購入する手段をおすすめします。
ここひえの機能&効果
エアコンを使用するのも良いけれど、省エネに特化したここひえを利用すれば用途次第で快適な冷気を感じられます。一人暮らしで夏を乗り切る方を応援すべく、ここひえには様々な機能が備わっているのです。
扇風機でもエアコンでも感じられない、ここひえだけに与えられた素晴らしい性能を知り尽くしましょう。
扇風機より体感温度が低い
ここひえはフィルターに吸い上げられた水が蒸発する際に周りの熱を吸収して空気を冷やす気化熱現象という仕組みを起用しており、扇風機よりも冷たい風を部屋に送り出してくれます。
ここひえから出てくる風は最大マイナス10℃。一般的な扇風機より多い32枚のフィルターが装着されているため、コンパクトなサイズからは想像できない強力な冷風を提供してくれるのです。
冷え過ぎが心配な方や寒がりな方にとっては、非常にお買い得な商品といえるでしょう。
持ち運べる
ここひえは卓上サイズでUSB対応なので、どこへでも持ち運べます。部屋の中は勿論キャンプや車中泊などでも活躍するため、使い方を選びません。
- キッチンで冷風を浴びながら料理をしたい
- 涼しく快適な環境で就寝したい
上記のようなシチュエーションを理想とする方は、ここひえを持ち運んで自分の近くに設置しましょう。水漏れの可能性があるので、必ず本体を平らな場所に置いて使用してください。
自動で電源がオフになる
操作が簡単な上に、自動電源OFF機能も付帯しているのがここひえのメリット。ここひえの自動電源OFF機能は、以下の運転時間の中から好きな時間を選択するだけ
- 1時間
- 2時間
- 4時間
タイマーボタンを押せば、自動OFF時間を上記の中から自由に選択できます。就寝時に自動OFF機能を使えば、快適な気温で眠りに就けるでしょう。
抗菌フィルターで清潔に使える
ここひえには、独自の防カビ抗菌フィルターが採用されています。ここひえの販売元・ショップジャパンでは今までも抗菌フィルターを利用していましたが、ここひえの防カビ抗菌フィルターは従来よりも更にカビの繁殖を防いでくれる優れものです。
夏場は高温多湿で、菌の繁殖が顕著。防カビ抗菌フィルターなら、清潔感を維持していつでもクリーンな風を送り出してくれます。
エアコンより電気代が格段に安い
ここひえは価格自体もリーズナブルですが、電気代もエアコンより大幅にカットできます。6畳タイプのエアコンの電気代と比較すると、ここひえの電気代は約20分の1。一日8時間運転しても、ここひえなら1.3円~1.4円の電気代で済みます。
毎年電気代に嘆いている方は、ここひえを購入して節約に励みましょう。
ここひえのQ&A
家電を購入する前には、評価やレビューだけでなく巷に蔓延る疑問を解消する必要もあります。よくある質問と回答を確認すれば、購入後のトラブルを未然に防げるでしょう。
あなたと同じようにここひえを買おうと思っている方が気にしている不安を、以下で解説します。
悪いレビューが多いのはなぜ?
ここひえに悪いレビューが多いのは、ユーザーの多くがここひえにクーラーと同様の効果を求めているからです。ここひえはあくまでも、一部分をピンポイントで段階的に冷やす製品。クーラーのように大容量の冷風を送り出すわけではありません。
ここひえの悪い口コミは、性能の問題ではなくユーザーの過剰な期待が大きな要因となっています。クーラーほどの効果はないと最初から念頭に置いておけば、悪い口コミに心をかき乱されることはありません。
車中泊やキャンプで使える?
ここひえは、キャンプでも使用可能です。車中泊もでも使用できますが、激しい冷風ではないので涼しい夜間の使用に限定されます。酷暑での車中泊使用は厳しいでしょう。
実際にエンジンを切ったハイエースで日中ここひえを使用した方は、以下のような意見を述べていました。
- 使っている間はしっかり冷えた
- 車中泊をするなら換気ファンを付けた車内で使用したほうが良い
- ポータブルバッテリーは一晩持ちそう
- タンクの水は風量1じゃないと持たない可能性がある
車内でここひえを使った方は、夜間の温度が30度に満たない北海道の方です。東京や千葉県など夏場の気温が非常に高くなる地域での車中泊使用は、厳しいでしょう。基本的に車中泊でここひえを利用する際は換気ファンを使用して窓を開けることを前提としてください。
ほかの冷風扇との違いは?
ここひえとほかの冷風扇では、価格とタンクの持続時間が異なります。以下にここひえと類似品の各項目の違いをまとめました。
商品名 | 価格(税) | タンク容量 | タンク持続時間 |
---|---|---|---|
W-TONG 冷風扇 | 2,299円 | 350ml | 10時間 |
Qurra アネモクーラーミニ | 2,990円 | 150ml | 8時間 |
Qurra ヒヤミスト2 | 6,980円 | 500ml | 4.5時間 |
HANSHUMY 冷風扇 | 5,999円 | 1000ml | 13時間 |
Sanvu 卓上冷風扇 | 2,699円 | 600ml | 8時間 |
ここひえ R3 | 10,000円 | 600ml | 9時間 |
価格はここひえR3が一番高いですが、ここひえは給水量600mlで9時間も運転持続が可能です。ほかの類似品よりスペックが高いことが分かります。
ここひえには自動首振り機能やタイマーなど便利な機能も付いているため、値段が他社商品より高くてもそれ相応の効果は見込めるのです。ここひえはショップジャパンという日本のメーカーが販売しているので、購入後のサポートも充実。
他社の類似品と比較してもコスパが良く、安心して使用できる商品と推測できるでしょう。
ここひえはエアコンが苦手な人におすすめ
日本の夏は毎年過酷な暑さですが、エアコンの過激な冷えが苦手な人もいるでしょう。体が弱い高齢者や冷えを気にする女性には、清潔で心地良い風を送風してくれるここひえがおすすめです。
ここひえは、様々なモデルを発売しています。どのタイプも値段以上の効力が搭載されているため、買って損をする可能性は低いでしょう。クーラーのような大容量の冷却は期待できないと最初から理解しておけば、ここひえを買っても特に悪い印象は抱きません。
就寝時に扇風機だけでは暑いと悩んでいる方や電気代を気にしている方は、ここひえを利用してはいかがでしょうか?冷風扇なら夏が終わってからも使用できます。長い目で見たとき、ここひえはきっとあなたの生活において強力な助っ人となるでしょう。