布団乾燥機は、その名のとおり布団の湿気取りや温めができる家電として知られていますが、そのほかにも消臭やダニ退治など用途は多岐に渡るため、持っていると非常に重宝します。
しかし、多くのメーカーから販売されていることもあり、どの製品を選べば良いか悩んでしまう人も少なくありません。
この記事では、日本の大手電機メーカーであるパナソニック(Panasonic)が販売する布団乾燥機の特徴や価格、口コミをはじめとするレビューについて紹介していきます。
また、発生する電気代や他社製品と比較に役立つ価格、搭載されている機能や効果も解説するため、購入を検討している人はぜひ参考にしていてください。
パナソニック布団乾燥機の良い口コミ&評判
布団乾燥機の購入を検討する際、使いやすさや得られた効果など、実際の利用者からの声を確認することで、購入後の具体的なイメージを持つことに役立ちます。
ここでは、パナソニック布団乾燥機に寄せられる良い口コミや評判について紹介していきます。
ダニ駆除に効果あり
結論を言えば、ダニ駆除には効果はありました。
これまでダニに刺されるのは毎年2か所くらいだったのですが、今年は4月の夏日の日に5か所くらい刺され、それ以降毎日1か所以上刺され続けました。これまで、ベッドマットには軽く掃除機をかける程度で、天日干しなどしたことはありませんでした。自業自得です。
ダニには朝起きると刺されているので、居場所はベッドと判断し、この機種を購入。
ベッドマットと掛け布団の両面を一度やってからダニに刺されなくなりました。今は3日に一回やっています。
シンプルで使いやすい
電源がタイマーのみで、冷/暖いずれかに廻すだけ。
マットを敷いて、タイマーオン。
シンプルで、誰でも直感的に使用できます。
軽くて持ち運びやすい
軽くて 持ち運びやすくとても使い易く毎日使用しています。
袋が 布団の大きさに丁度良くて 本当に購入して良かったです。
冬に助かる
就寝前の30分にこいつを動かせば電気毛布も不要なぐらいだと思う。仕舞うのが少しめんどくさいので、出しっぱなしにしていることが多い。
収納しやすい
袋やホースやコンセントなどが本体の中に全て収納できるのがとてもいいです。
取っ手がついてて持ち運びもしやすいし、もちろん性能としても問題ありません。
買って良かったです。
口コミ引用元:Amazon.co.jp
パナソニック布団乾燥機の悪い口コミ&評判
使いやすさや収納のしやすさ、ダニ駆除効果などが評価される一方で、パナソニック布団乾燥機にはネガティブな意見も寄せられています。
3シーズンで故障
単純な機能ゆえの使いやすさ、軽さが良く、低価格なため2機目として購入。しかし、3シーズンしか使用していない1機目は、蛇腹式送風ホースの根本部分が裂け呆気なく使用不可に。ユーザーが交換出来る仕様にはなっていないため修理の見積もりを取るも購入価格に比べ高額なため断念、あわれ1機目はあっさり廃棄処分。この程度の価格のものは使い捨てだと改めて思い知らされました。
表面しか温まらない
布団の中まで暖かくてならない
電気代がすごい高い気がする
パワー不足?
夏布団なのに、上から布団を被せるとマットが膨らみません。これって温風のパワー不足なのか?マットが悪いのか??? とても冬布団なら機能不足に成ってしまうのでは???と思える物足りなさでした。
布団が膨らまない
実家で使っていたのは20年くらい前の型なのですが、それはハイパワーだったのか満遍なくしっかり膨らみましたが、こちらは布団の重さで足下まであんまり膨らまない。
何よりマットが真ん中が膨らまない仕組みになっており、中心部が全くと言っていいほど温まらない。これでは、ダニが真ん中に集結するだけで効果がないのではないのでしょうか。
布団乾燥機なんて、みんな同じだろうと思って買いましたが、もっとW数の高いハイパワーなものに買い直す羽目になりそうです。
プラスチック臭が気になる
使うと新品のせいかプラスチック臭が凄い。熱で部品が溶けてるかもとヒヤヒヤする。
口コミ引用元:Amazon.co.jp
パナソニック布団乾燥機の電気代
いくら便利な家電であっても、発生する電気代が高ければ使用頻度も少なくなるものです。
気になるパナソニック布団乾燥機(FD-F06A7)の消費電力は540Wであり、1時間使用した際に発生する電気代は約16円となります。
布団乾燥やダニ対策の場合には60分~90分と時間を要しますが、日常的に使用する布団温めであれば30分程度であるため、1回につき約8円、毎日使用しても1ヵ月240円程度です。
また、一般的な布団乾燥機の消費電力は600W前後であることからも、パナソニック布団乾燥機の電気代は決して高いものではないといえるでしょう。
パナソニック布団乾燥機の価格・値段
現在のパナソニック布団乾燥機の販売価格は、次のとおりです。
家電購入を検討する際、本体価格も重要な判断材料です。
一般的な家庭用布団乾燥機の価格相場は1万~3万円程度であり、パナソニック布団乾燥機もこちらの価格帯に収まっているため、他社製品と比較しても高いと感じることはないでしょう。
また、布団をクリーニングやコインランドリーで2,000~5,000円程度が相場であり、自宅でダニ対策や除湿を行って布団を良い状態に保てることは、お得感もあるといえます。
パナソニック布団乾燥機の機能&効果
布団乾燥機はさまざまメーカーから販売されていますが、その中からパナソニックのものを選択するにはどのような理由が挙げられるのでしょうか。
簡単にセットできるマットなしタイプ
パナソニック布団乾燥機はマット不要タイプであるため、面倒なセットをせず手軽に使えます。
本体内に収納されているホースを伸ばし、ノズルを布団の間に挿すだけなので、使う対象が複数あってもスムーズに移動できます。
ムラなく隅々まで乾燥できるマットタイプ
パナソニック布団乾燥機は、マットタイプも販売されており、マットなしタイプよりも隅々まで温風を届けてムラなく乾燥できます。
マットなしタイプと比べて収納スペースが必要になるデメリットはありますが、より高い効果を求めたい人は購入を検討するのも良いでしょう。
洗えない枕も脱臭できるナノイー
ナノイーとは、パナソニック製品に使用されている独自技術で、結露させて集めた空気中の水分に高電圧を加えて生成されるイオンによって、空気中の菌・ウイルス・アレル物質の抑制する効果があります。
このナノイーは、抗菌効果だけではなく脱臭効果もあるため、枕をはじめ洗うことができない寝具の消臭にも役立ちます。
こうした技術が採用されているのはパナソニックならではであるため、他社製品と比較して検討したい人は要チェックであるといえるでしょう。
すぐに使いたい靴や小物もスピード乾燥
パナソニック布団乾燥機は、布団の温めや消臭・抗菌効果だけではなく、付属のホースを用いて靴や衣類・小物の乾燥にも利用可能です。
梅雨の時期をはじめ雨が続くと靴が濡れて困ることも多々ありますが、乾燥機を使えば乾かせるだけではなく、濡れた嫌な匂いまで取り除けます。
このように、パナソニック布団乾燥機は用途が多岐に渡る製品であるため、コスパの良さを感じられることでしょう。
冷え性にうれしい足もと温めモード
パナソニック布団乾燥機は、布団を乾燥させるだけではなく「足もと5分あたためモード」が搭載されているため、冬の寒い時期にも重宝します。
冷え性で寝付けない人も、布団に入る5分前に行うだけで温かく快眠できる環境が手に入るのは嬉しいポイントであるといえるでしょう。
パナソニック布団乾燥機のQ&A
機能や効果を把握し、使用する具体的なイメージができると、別の疑問や不安が出てくるものです。
ここでは、パナソニック布団乾燥機に関するよくある質問についてQ&A形式で解説していくため、購入前に少しでも不明点をクリアしていきましょう。
使い方は?
パナソニック布団乾燥機(マットタイプ)の使い方は次のとおりです。
- マットのファスナーを閉める
- 敷き布団の上にマットを広げる
- 一度ホースを全て伸ばし、マットの取付口部分に差し込む
- 取付口をファスナーテープでしっかり固定する
- 掛け布団をかぶせる
- 運転つまみ(切タイマー)を好みのモードに合わせる
使用後は、マットを畳む必要がありますが、ノズルやホースは本体内に収納できるためコンパクトサイズとなります。
なお、マットなしタイプの操作方法はよりシンプルで、ノズルを布団の間に挿し込み、モード選択する2ステップで手間なく乾燥させられます。
リコール機種はどれ?
家電購入の際、これまでリコールされたことがあるシリーズか否かは非常に気になるポイントです。
パナソニック製品においても、除湿乾燥機がリコールとなったことはありますが、布団乾燥機は該当しないため心配いりません。
万が一、購入後にリコールとなった場合でも、無償で回収・交換してもらえることもあるため、購入点やメーカーに対応を確認すると良いでしょう。
マットは別売りもある?
パナソニック布団乾燥機には、標準の付属品にマットが含まれない「マットなしタイプ」とマットがついている「マットタイプ」が販売されています。
マットを使用しなくても温め効果があるパナソニック布団乾燥機ですが、マットを使うことより効果的に布団全体の温め・乾燥を行えます。
マットなしタイプ購入後「やっぱりマットも欲しい」という場合には、別売りしているものを購入すると良いでしょう。
パナソニック布団乾燥機はダニ対策になる
パナソニック布団乾燥機は、布団の温めや除湿など布団乾燥機として基本的な機能が搭載されていることはもちろん、独自技術のナノイーを駆使して脱臭やダニ対策にも効果を発揮します。
枕のような洗えない寝具、靴や小物にも使用できるため、1年を通して使用できることもポイントです。
また、販売しているのが国内大手電機メーカーであるパナソニックということもあり、布団乾燥機を探している人は安心感を持って購入できることでしょう。