レイアウトフリーテレビは、業界初「4K放送の無線伝送」を実現していることから、2～3階の戸建住宅や二世帯住宅にもおすすめです。キャスター付きで自由に部屋を移動できる点が好評ですが、レビューを見ると「HDMI端子につながないとゲームができない」「種類が少ない」「高さが調整できない」などの惜しい声も。

ユーザーたちの本音とレイアウトフリーテレビのデメリットを知って、テレビ購入の判断材料にしてください。

レイアウトフリーテレビの良い口コミ＆評判

従来の固定型テレビと違い、チューナー部に電源とアンテナ線を結ぶだけで空間を自由にカスタマイズできる点がレイアウトフリーテレビの最大の魅力。

口コミでは、「デザインがシンプルで部屋に馴染みやすい」「画質に満足している」「掃除がしやすく空間が開放的」などの喜びの声が多く見受けられました。

簡単に移動できる

部屋の間取りでアンテナコンセントの場所が微妙で工事しようか迷っていたがこのTVが問題を解決してくれた。部屋の工事代より安く済んだ。

画質を好みに調整できる

リビングのTH55jx950と比較しても調整さえすれば特に見劣りしません。
初期設定は無理をしている感じがしたので設定にて色温度を低1、カラーリマスターを切、くっきりをオンにしたら落ち着いた感じで好みになりました。音質もテレビとしてはよい部類に入ると思います。

どこでも真正面から画面が見られる

壁掛けにしても、テレビ台にしても、画面向きの制約が発生します。映像は見られるけど、眼が疲れてしまうのですよね。このテレビはそれらを過去の問題にしてくれました。

リビングが開放的になった

これまで、リビングはテレビの配置で全てが決まってしまい、それがとてもストレスでした。その制約条件がなくなったので、開放的なリビングになり、とても満足しています。

デザインが可愛い

こんなに可愛いテレビ他にないです！

口コミ引用元：Amazon.co.jp

レイアウトフリーテレビの悪い口コミ＆評判

テレビは安い買い物ではないので、購入後の後悔だけは避けたいところ。レイアウトフリーテレビに悔いを残しているユーザーの声を確認して、二の舞を回避しましょう。

特にサイズ感、音響、無線伝送の限度について不満の声が挙がっています。とりわけ、ゲームやDVDをよく使う人は要注意です。

サイズと厚みに難あり

サイズや機能が中途半端、52型～以上の大きさが希望だが
40型ではリビングで家族がくつろぐ場所では小さ過ぎる。

ヘッドホンとの相性がある

ヘッドホンによってはBluetoothで最大音量で飛ばしても音が小さ過ぎて使えない（私のは２０２１年１１月現在SONYの一番新しいもの）。ちなみにAirPodsproにはすごく美しい音で飛ばせます。しかし残念ながらこれも　音量に限界があります

無線で飛ばせるのは地上波のみ

「レイアウトフリー」と言っているが、無線で飛ばせるのはテレビ放送のみ。
外部入力（ゲームや他の他のレコーダー等）は無線伝送できず、モニタに接続しなければならない。
背面には見栄えをよくするために化粧板がついているが、この化粧板をはずしたところにHDMI端子があるので、外部入力機器がある人には、レイアウトフリーでもなければ、スタイリッシュなデザインにもならない。

口コミ引用元：Amazon.co.jp

レイアウトフリーテレビの電気代

レイアウトフリーテレビの電気代は、1時間あたり約4.2円となっており概ね平均並みとなっています。以下、TH-43LF1L・43V型の消費電力（ワット数）を元に、1時間・1日・1ヶ月・1年間あたりの平均電気代（目安）を計算しています。

• モニター：117W
• チューナー：20W

1日あたりの電気代は、使用時間により大きく異なります。テレビを見ない日もあればつけっぱなしの日もあるでしょう。今回は、1日平均3時間使用すると仮定し、以下の計算式を用いてテレビの電気代を算出しました。

レイアウトフリーテレビの価格・値段

現在のレイアウトフリーテレビの販売価格は、次のとおりです。

他社製品（43インチ・4K・液晶テレビ）と比較しても、レイアウトフリーテレビの価格はかなり高めの設定となっています。ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、エディオンなど大手家電量販店のキャンペーンやポイント還元を使っても高額に感じるでしょう。

しかしながら、レイアウトフリーテレビはテレビ番組を視聴するだけでなく、ノート型パソコンと接続してオンライン会議の外部モニターとして使用したり、スマホと連携させることで人気の映像配信コンテンツも楽しめます。何より無線接続で空間を手軽に移動できるというテレビの常識に革命を起こしたレイアウトフリーテレビは、格安テレビにはない突き抜けた特徴が魅力です。

レイアウトフリーテレビの機能＆効果

テレビの周辺にケーブル線が露呈した不快さを何とかしたいと願う人に朗報です。レイアウトフリーテレビのスペック・機能を熟知して、快適な暮らしを手に入れる準備を整えましょう。機能や特徴については、公式サイトの動画でも分かりやすく解説されています。

アンテナ線がない場所でもテレビを置ける

チューナー部から、映像を無線接続でモニターに伝送し、BS4K・CS4K対応アンテナ線の位置を気にすることなく好きな場所にテレビが設置できます。

レコーダー部もテレビと一緒に動かす必要がないため、アンテナ端子の位置に縛られずキッチンやダイニングなど自由に移動可能。部屋を解放的に使える点が多くのユーザーを魅了してます。

キャスター付きで掃除が手軽に

キャスター付きスタンドなので小柄女子でも移動が楽々。モニターを簡単に動かせるので、口コミレビューでは「床の掃除がしやすくなった」と喜びの声が上がっています。

移動の際に気になるのがモニターの電源コードですが、安全に配慮されたマグネットタイプに加えて、スタンド部にすっきり収納できるので見た目もスマート。

ただし、安全面では転倒防止の振動試験済みですが、畳やじゅうたんの上では倒れる恐れがありますので、硬いフローリングの上で使用してください。

地デジ・4K・ネット放送に対応する

レイアウトフリーテレビは、地デジ・4K放送・ネット放送に対応しており、レコーダーのDIGA（ディーガ）と接続すれば離れた部屋の新4K衛生放送を4K解像度のまま受信できます。

お部屋ジャンプリンク機能によって録画番組の送受信も可能なので、2～3階建て住居や二世代住宅にもおすすめ。なお、インターネットサービスとして以下のようなコンテンツが楽しめます。

• ‎Netflix
• U-NEXT
• Hulu
• ディズニープラス
• プライム・ビデオ
• Paravi
• AppleTV
• YouTube
• DAZN

内蔵ハードディスクに録画が可能

コンパクトなチューナー部は2TB（最大約1560時間）内蔵されており、裏番組も2本録画可能。

例えばテレビで「スポーツ試合」を視聴しながら、別途「音楽番組」と「ドラマ」が同時に録画できます。気になる番組は絶対見逃がしたくない、という欲張りなあなたに最適なスペックです。

また、スマホの無料アプリ「どこでもディーガ」で、外出先でも録画予約や録画番組が視聴でき、番組表は最大30日前の番組まで表示できる点もありがたい機能です。

AIが自動で画質を調整

レイアウトフリーテレビは、AI技術によって自動でパネルの画質を調整してくれます。100万を超える放送や映画など映像シーンを用いたデータベースから学習しており、被写体と遠景を分けて画質処理することで、どんなコンテンツや映像も見やすく施されています。

ホラー映画の暗いシーンも大自然のドキュメンタリーも、人肌や自然の質感が鮮明に伝わり、まるで自分がその場にいるような臨場感を楽しむことができるでしょう。

レイアウトフリーテレビのQ&A

レイアウトフリーテレビの購入後に後悔しないように、事前によくある質問にも目を通しておきましょう。

Switchやゲーム機は使える？

「マリオ」「どうぶつの森」「スプラトゥーン」でお馴染みのNintendo Switch。レイアウトフリーテレビでSwitchを楽しむ場合は、Nintendo Switchドック（機器）とモニターのHDMI端子にHDMIケーブルで接続する必要があります。無線には非対応です。以下のような細かい注意点もあります。

• HDMIケーブルは「High Speed HDMIケーブル」を使用
• HDR対応機器と接続する場合は「Premium High Speed HDMIケーブル」を使用

DVDは再生できる？

DVDを再生するためには、テレビモニター裏のHDMI入力端子に、ブルーレイディスクプレーヤーをケーブルで繋ぐ必要があります。無線非対応なので、その都度HDMIケーブルに繋げる手間が面倒に感じるかもしれません。

DVDやゲームを頻繁に使用する人にとっては、無線対応のソニーのブラビアなどが向いているでしょう。

高さの調整はできる？

レイアウトフリーテレビは、高さの調整ができません。

健康面から助言すると、テレビの中心を見たとき少し目線が下がる程度の高さが疲れにくいとされています。そのため、キッチンで立ち仕事をしながらテレビ番組を見たり、ダイニングの椅子に座って楽しむには全く問題はありません。

しかし、小さな子どもがいる家庭では床に座ってテレビを見ることもあるでしょう。長時間、首を上げたままの姿勢でテレビを見続けるのは身体に負担がかかりますので注意してください。

サイズは？

レイアウトフリーテレビのサイズは以下のとおり。ちなみに、モニター本体質量は約24.5Kg。大画面で映像を楽しみたい人にとっては、少し物足りないサイズ感となっています。

レイアウトフリーテレビは場所を選ばず楽しめる

レイアウトフリーテレビは、無線接続で映像を伝送できるためリビング・ダイニング・キッチン・寝室など見たい場所で楽しめます。テレビ番組だけでなく、ネット番組を含めると多様なコンテンツが、AIの画質調整によって色鮮やかに映し出されるのも魅力です。

日々、ディスプレイ（スマホ・タブレット・パソコンなど）と共存する私たちの暮らしに融合したレイアウトフリーテレビ。コンテンツとの付き合い方を広げ、あなたも自由な人生を謳歌してください。