迫力ある音と繊細で大胆な映像美。
ソニーが長年培ってきた技術が詰め込まれた4K液晶テレビ『ブラビア』は、それまで低迷していたソニーテレビの復活をかけて開発、立ち上げられたブランド。
2005年の発売開始当初から売れ行きは好調で、2020年の世界販売台数で韓国のサムスン、LGに次いで3位、日本国内では堂々1位を獲得しています。
テレビ本体に内蔵されているスピーカーは、立体音響技術『ドルビーアトモス』に対応しており、ソニーテレビならではのサウンドが楽しめるので、特に音にこだわりたい人にはおすすめ。
一方で口コミには、「故障した」「スピーカーの認識が遅い」など気になる内容もあり、購入を検討している人にとっては不安材料があるのも事実でしょう。
そこで本記事では、ソニーテレビのレビュー掲載と併せて、ソニーテレビ『ブラビア』の特徴や機能などの詳細をご紹介します。
ソニーテレビの良い口コミ&評判
ソニーは昭和54年のウォークマンの発売から始まり、平成、令和と40年以上の時代を経てもなお、ヘッドフォンやカメラ、プレイステーションなど幅広い分野で現在も「世界のソニー」と呼ばれる輝かしい活躍を見せています。
そのため、ソニーテレビにおいても、国内メーカーに対する安心感や信頼感が得られながら、同時に進化を続ける世界最高レベルの技術の恩恵を受けられると、絶賛する声が多く挙がっています。
おすすめ
音声でのコントロールやスマホアプリで外出先から番組予約ができるのもすごく便利。基本アプリも揃い、この価格なら言うとこなし!お勧めします。
買ってよかった
GoogleTV搭載、リモコンにはメジャーな配信サービスのアプリボタンがあり、これまで外付のFireTV経由で操作していた事を思うと起動も早くてとても便利です。
外付のBDレコーダー2台もSONYなのでこのリモコン一台で操作出来ます。これまで長年使っていたSONYの学習型マルチリモコンも不要になりそうです。
迫力がある
今までブラビア55型だったが、65型に変えました。55型の時は、こんなものか!?と思ったが、65型のフル画像は、迫力あります。4kも綺麗です。
自宅がライブシアターに進化
SONYの、映像美、半端ない‼️
最高です‼️音質も、最高です‼️
ネット動画がすぐ見れる
プレステ見ていた
Disney+やPrimeもYou Tubeも全て観れて面倒なリモコン操作などの煩わしさがない
TV自体の初期設定も簡単でしたよ
何より画面がデカくて迫力満点やわ
口コミ引用元:Amazon.co.jp
ソニーテレビの悪い口コミ&評判
ソニーテレビ『ブラビア』に搭載されているAndroidテレビは、インターネット接続機能によりアプリの追加や更新が可能です。現在のテレビで主流になりつつありますが、その特性から故障や不具合が起こりやすい側面があります。
特にソニーテレビ『ブラビア』は販売台数が日本トップということもあり、市場への流通量が多いほど故障や不具合の件数も増えるため、それが結果として悪い口コミとして広まっている可能性は否定できません。
ソニーテレビのようなトップシェアを誇る電化製品の購入を検討する場合は、故障の事例に注目するだけではなく、アフターサービスについて調べておき、万全の体制を整えておくのが良いでしょう。
故障した
買って2年で壊れました。
Androidテレビは故障や不具合が多いと聞きましたが、たったの2年で壊れるなんて信じられません。
高いお金払って買ってこの様です。
電源をつけるとテレビもビデオも見れない状態、再起動を頻繁に繰り返してまともにテレビとしての機能は使えない。
スピーカーの認識が悪い
価格の割に品質はよいと思うが外着けのスピーカーの認識が悪く、毎回音の設定をしなくていけないのが面倒。
動作がもっさり
東芝のregzaから買い替えです。
チャンネルが切り替わって、映像が出てくるのに
regzaは一瞬で出ますが、ワンテンポかかります。
bsや地上波に切り替える場合さらに数秒かかります。
Google Homeとの連携が悪い
様々な設定がうまくない。
GoogleHOMEのスマホアプリから設定する様になっていますがエラーで終わる。
WiFiのパスワード設定するもパスワードが消える。
などなど。
フリーズする
Amazonのファイヤースティックを使って操作をしているとよくフリーズして画面が真っ暗になります。Amazonのサービスについては動作保証をしていないと言われました
口コミ引用元:Amazon.co.jp
ソニーテレビの電気代
製品名 | サイズ | 仕様 | 消費電力 | 1時間あたりの電気代 | 1日3時間使用した場合の1ヵ月(30日)の電気代 |
---|---|---|---|---|---|
KJ-65X8000H | 65V型 | 4K液晶 | 250W | 7.75円 | 697.5円 |
XRJ-75X90K | 75V型 | 4K液晶 | 340W | 10.5円 | 945円 |
KJ-48A9S | 48V型 | 4K有機EL | 279W | 8.65円 | 778.5円 |
XRJ-42A90K | 42V型 | 4K有機EL | 185W | 5.74円 | 516.1円 |
1日のテレビ視聴時間は、NHK放送文化研究所の2020年国民生活時間調査を元に計算しています。
メーカーや仕様などによって変わりますが、他社の65型4K液晶テレビの消費電力を調べてみると200~250Wほどでした。KJ-65X8000H(65V型)は平均的な消費電力と分かります。
テレビの消費電力は、液晶よりも有機ELのほうが電気代が高くなります。有機ELは再生方式により、そのままで液晶よりも画面が暗くなってしまうので、輝度を上げるためにより多くの電気を消費するのがその理由。
また、HD・2K(フルハイビジョン)に比べて解像度の高い4Kは、画素数が増えるので画像を精細に表現できますが、電気代は約2倍高くなります。
さらに、サイズが大きくなるほど電気代も高くなるため、32型や43型よりも65型(65インチ)のほうが当然ながら電気代も上がります。インチ表示ではサイズがよくわからないという人は、ソニーテレビ『ブラビア』のサイトからサイズ表をダウンロードできるので確認してください。
ソニーテレビ『ブラビア』の場合、48型の4K有機ELと65型の4K液晶では消費電力にそこまで差がありません。電気代を抑える方法として、サイズダウンをして4K有機ELを選ぶか、4K液晶の高画質で十分であれば有機ELにはこだわらずに、より大きな画面を選ぶという2択が可能となります。
なお、テレビを1時間使用した場合の電気代は、下記の計算式で算出しました。
◯(ワット数)÷1000×¥31=1時間あたりの電気代 |
ソニーテレビの価格・値段
現在のソニーテレビの販売価格は、次のとおりです。
ソニーテレビ『ブラビア』は、他社メーカーと比較すると本体価格が高いとの声がインターネット上で散見されますが、性能が同等の製品であれば、他社の大手電機メーカーよりも特別高いという訳ではありません。
同じ65V型でも、ハイエンドモデルとスタンダードモデルでは同じソニーテレビであっても価格は1.5倍ほど違いますがそれは他社も同じ。他社のスタンダードモデルとソニーテレビのハイエンドモデルを比べるのであれば、価格に差があると感じてしまうかもしれません。
テレビの価格は性能によって大きく変わります。スポーツ中継など動きがい動画をよく見る場合は倍速機能が搭載されたモデル、外付けHDDを設置したくない人は1台でテレビ視聴と録画が可能なタイプなど、要望によって最適な機種を絞った上で、希望に合う価格を探してみるのが良いでしょう。
ソニーテレビの機能&効果
長年、音にこだわり続けてきたソニーが生み出した傑作『ブラビア』。その名を認識している人は多いですが、機能や効果については詳しく知らないのではないでしょうか。
「世界のソニー」と呼ばれる所以を探ってみましょう。
画面から音響が生まれる独自技術
ソニーテレビ独自の音響技術『アコースティックマルチオーディオプラス』『アコースティックマルチオーディオ』は、テレビ背面の2基のアクチュエータユニットフレームがフレーム自体を振動させることで、テレビ画面全体をスピーカーのように使って音を出します。
また、ソニーのサウンドバーとの接続時は、自動的にテレビのスピーカーをセンタースピーカーとして連携できる『アコースティックセンターシンク』により、画面の中の被写体と声や音の位置が一致し、まるで映画館のような臨場感のある映像と音の一体感を味わえます。
激しいスポーツシーンも滑らかに映る映像技術
景色などを見たときに目から送られる数多くの情報から、人の脳は状況により無意識に注目すべき情報を判別しています。一方で、テレビは人の脳のように状況を把握できません。
X90Kシリーズなどに搭載されている認知特性プロセッサー『XR』は、4K映像エンジンとして2015年に採用された『X1』や進化系の『X1Ultimate』とは異なるアプローチで、人間の脳の認知特性に基づいた映像・音の処理を行うことで、自然で美しい映像を実現しています。
人の位置を感知するブラビアカム
ブラビア専用外付けカメラ『ブラビアカム』は、テレビを見ている人の位置を認識し、最適な画面の明るさや音のバランス、声の大きさを自動で調整。
また、テレビに向かってジェスチャーをすると、音源のオフやネット動画の再生などが行えます。
ネット動画をワンタッチで起動可能
一般的なテレビの場合、主電源がオフの状態でネット動画を見るには、最初にテレビの主電源をオンにしてから、使用したいアプリを選択する必要があります。
ソニーテレビ『ブラビア』は、主電源がオフでも起動させたいアプリを選択すればすぐに動画を鑑賞可能。対応可能のアプリは以下のとおりです。
- Hulu
- Netflix
- U-NEXT
- Amazon PrimeVideo
- ABEMA
- TSUTAYA TV
- YouTube
- MyBRAVIA
スマホの動画・画像を大画面にリンク
無線LANがあれば、ブラビアとスマホ(iPhone/Android)を簡単にミラーリングでき、スマホの動画や写真、音楽などをテレビの大画面に映して鑑賞ができます。
また、無線LANがない場合は、有線(HDMI変換アダプター)を使ってスマホをブラビアのHDMI端子に接続する方法で見られます。
ソニーテレビのQ&A
テレビ画面が映らなくなったら死活問題です。
また、有機ELを液晶の違いがよくわからなければ、価格を含めた具体的な検討ができません。
購入後に後悔しないために、こうした不安は事前に解消しておきましょう。
画面が映らないときは?
対処方法 | 詳しい手順 |
---|---|
テレビ本体のリセット(再起動) する |
|
本体内の電気を放電する |
|
HDMI(またはMHL)接続の改善 |
|
ソフトウエアの更新 |
|
なお、4Kチューナー内蔵ブラビアは、BS8K放送の受信には対応していません。8Kチューナー内蔵ブラビアが必要になるので注意してください。
この他、LED/スタンバイランプ/イルミネーションLEDが赤点滅している場合は、テレビ本体に何らかの異常が起きています。
有機ELと液晶テレビの違いは?
液晶テレビは、光の三原色(赤・青・緑)のカラーフィルターと、光源(バックライト)の間に液晶素子(透明度を調整できる電子機器)や偏光フィルター(出入りする光を調節する)を挟み、光をコントロールすることで映像を表示しています。
複数のパネルが重なった構造のため、一般的には約5~7cmの厚みがあり、重量があります。
一方で、有機ELは色を持った素子自体が発光する自発光方式。最も明るい部分と暗い部分のコントラスト比が高くなり、映像が鮮明に見えます。
また、有機ELには光源となるバックライトがありません。黒の表現がより黒として映えるだけではなく、画面と有機ELのみの構造で映像を表示するので、液晶テレビと比べて1/10となる約5㎜ほど(メーカーや機種などによって異なる)の薄さとなります。
ブルートゥースは繋げる?
ブルートゥース対応のヘッドフォンやスピーカーと、ソニーテレビ『ブラビア』のペアリングは可能です。
詳しくはソニーテレビ『ブラビア』ホームページ、または取扱説明書をご覧ください。
なお、発売時期(2020年以前)によっては、一部ブルートゥース対応となっていないモデルがあるので事前に確認してください。
ソニーテレビは映像美がおすすめポイント
音と映像にこだわるなら、ソニーテレビ『ブラビア』はおすすめ。
2023年のブラビア新製品で注目を集めたのが、共通搭載されたゲーム専用メニュー。プレイに直結する機能が一画面に集約されているので、微調整が行いやすくなっています。
また、プレイ画面をそのまま縮小できる『画面サイズ調整』では、これまで「ゲームは小さい画面のほうが動きが見やすいから」といった理由で、大型テレビを避けてきた人たちも、見慣れた画面サイズでのプレイが可能となり満足度が向上。
大きい画面を小さく使うという発想で、高い評価を受けています。