アビエンマジックグリル(abien MAGIC GRILL)は、スタイリッシュで斬新なデザインで、2021年にはグッドデザイン賞を受賞した人気のホットプレート。
プレートはわずか3mmの薄さなので収納性にも優れており、見た目だけではなく使い勝手の良さも高評価を受けていますが、一方で油はねを訴える声がインターネットに挙がっています。
アビエンマジックグリルの購入を検討している場合、こうしたデメリットにもしっかり目を向け、検討するのが大事です。
そこで本記事では、アビエンマジックグリルは本当に油はねがひどいのか、気になる電気代や価格などと併せて解説。
購入を迷っている場合は、本記事を参考にしてください。
アビエンマジックグリルの良い口コミ&評判
「セッティングが楽」「本体を丸洗いできる」「煙も油はねも少ない」「焼きムラがない」など、アビエンマジックグリルを実際に使用しているユーザーの口コミは、読んでいるだけで製品への満足度の高さを伺えるものばかり。
「出し入れが面倒」「本体を洗えないのがネック」でホットプレートの購入を迷っている人は、アビエンマジックグリルがおすすめです。
その他の良い口コミと併せて、アビエンマジックグリルの実力を探ってみましょう。
焼きムラがない
ムラなくプレートが熱くなるので、隅で焼いても焼きムラがない。焼肉、焼き鳥、お好み焼きなんかなんでも上手く焼ける。別売りの保護ガードあった方が、不意に触った時やけど防げるのでオススメ。ほんと買ってよかった!
セッティングと片付けが楽
とにかくセッティング、片付けが楽です。縁がないのを心配しましたが、杞憂でした。焼肉はもちろんのことや餃子、焼きそば、お好み焼きなどなんでも対応してくれます。多少値がはりますが満足感高かったです。
かさばらないのでキャンプにも持参可能
もう何十年も自宅でホットプレートを使った記憶がないですが、キャンプの電源サイトでも使えるなど、購入を決意。
洗うのも超簡単だし、嵩張らないので縦長のトートバッグに入れて保管してます。
本体を丸洗いできて便利
商品の説明にある通り、プレートの端までムラなく熱くなるので調子が良いです。
焦げ付きもなく、プレート本体を丸洗いできるのもとても便利です。
見た目もスタイリッシュですし、仲間内にも評判が良かったです。あえて難を言えば、油断していると プレートの淵に手が触れてしまってアチッっとなること
ちょいちょいあるので、具材を返すのにトングが必要だったことくらいでしょうか。
煙も油はねも少ない
届いたらすぐに焼き肉してみました。
煙りも油はねも少なく、しかも焼き上がりが早い
片付けも楽で、とってもいいです。
口コミ引用元:Amazon.co.jp
アビエンマジックグリルの悪い口コミ&評判
アビエンマジックグリルの悪い口コミには、製品に対する不安、メーカーへの不信感を強く抱きかねない内容がいくつかあります。
とにかく人とは違うデザイン性の高いホットプレートがほしいのであれば、購入に問題はないでしょう。
しかし、ホットプレートとしてしっかりと使いたいのであれば、以下の悪い口コミを読んで最終的な判断をしてください。
深さがなくて油はねがひどい
大きさは良かったが、深さがイマイチでしかも蓋がついてないので、油が周りに飛び跳ねまわり、テーブルが油まみれになった。
値段そこそこするので別売りじゃなく、蓋をつけてて欲しかった!
粗悪品が配送された
予約注文をし、届きました。
新品にも関わらず、プレート背面に粘着物が付着しておりました。
掃除をしたら落ちましたが、食品を扱うモノですので不快でした。
また、スタンド部分の温度表示部分に傷がついており読みづらくなってました。。
初期ロットで粗悪な物が届く雑な管理ですので、お買い物には気をつけてください。。
半年で食材がこびりついた
2022年1月に購入し、使う頻度が高かったとはいえ約6か月で食材がこびりつき焦げる様になりました。
今ではもう使っていません。
品質が悪い上に対応もひどい
グリル面にへこみが4カ所もある、直径約2cm位、深さ約3mm位ですり鉢状で
中央部分が5mm位でスポット溶接をしたような感じでです、メーカー曰くこう言う
作りだそうです、メーカーのたいおうも悪い、買うんでなかったと後悔
水分が多いものは焼けない
持ってないので分かりませんが、油が多いモノ、水分が多いものは汁が溶け出してテーブルビチャビチャになりそうです。
やさい、肉、冷凍食品全般は無理そうです。片付けは楽そうなので星二つにしておきますが、使い道に関しては星1レベルです
口コミ引用元:Amazon.co.jp
アビエンマジックグリルの電気代
アビエンマジックグリル(2021モデル)の消費電力は約770W。
使用時間や期間による電気代は以下のとおりです。
使用時間 | 電気代 |
1日1時間の使用 | 23.87円 |
1週間に1時間の使用(4週分) | 95.48円 |
1日1時間を30日(1ヶ月)使用 | 716.1円 |
ホットプレートの使用頻度は人それぞれですが、1回につき2時間程度を週に1回くらいで使うケースが多いのではないでしょうか。
その場合の1ヵ月の電気代は190.9円です。
また、アビエンマジックグリルミニサイズとなる、ふちのある正方形タイプ(アビエンマジックグリルS)の消費電力は約580W。
同様に電気代を算出した結果は、以下のとおりです。
使用時間 | 電気代 |
1日1時間の使用 | 17.98円 |
1週間に1時間の使用(4週分) | 71.92円 |
1日1時間を30日(1ヶ月)使用 | 539.4円 |
アビエンマジックグリルSを1回2時間、週1回使用した場合の1ヵ月の電気代は143.8円です。
一般的なホットプレートの消費電力は1,200W~1,400W(小型サイズは700W前後)とされるため、アビエンマジックグリルの消費電力は低く、経済的といえるでしょう。
アビエンマジックグリルの価格・値段
現在のアビエンマジックグリルの販売価格は、次のとおりです。
ホットプレートの価格は3,000円~30,000円台と、サイズや機能などにより幅があります。
そのなかでも10,000円前後の商品が人気となっているので、アビエンマジックグリルSの価格はやや高めといえるでしょう。
また、フラットプレートの新型となるアビエンマジックグリル2022年モデルの価格は23,980円(公式サイト)。
価格帯では高級の部類に入るため、アビエンマジックグリルはホットプレートとしてやや高価格の商品となります。
アビエンマジックグリルの機能&効果
洗練されたデザインのホットプレートは、家族や友人との食事時に話題となりますが、食材が焼けなければ使っても意味がありません。
アビエンマジックグリルは見かけ倒しの商品なのか、機能を詳しく確認してみましょう。
温度調整が簡単
アビエンマジックグリルは、直感的に使えるダイヤル式で温度調整が2段階のみ。
LOW(約180~200℃)でじっくりと食材に熱を入れ、HIGH(約245℃)でしっかりと焼き目や焦げ目をつけるなど、好みに合わせた使い方ができます。
また、アビエンマジックグリル2022年モデルは、次の4段階の温度調整が可能。
名称 | WARM | LOW | MID | HIGH |
温度 | 約100℃ | 約150℃ | 約190℃ | 約250℃ |
食材は200℃を超えると焼き目や焦げ目がつきやすくなるので、焦げ目をつけずに食材に火を通すならMID、保温で使うならWARMと選ぶだけで、誰でも簡単に使えます。
丸洗い可能でお手入れの負担軽減
アビエンマジックグリルの表面には独自のコーティングがしてあるので、ちょっとした汚れならキッチンペーパーなどでサッと拭くだけで綺麗に落ちます。
また、スタンド脚の取り外しができるので、プレートのみを水洗いできます。
食卓に丁度良いサイズ
アビエンマジックグリルS(2021年モデル)のサイズは、23cm×25cm四方で高さは8.3cm、ふちの高さは21mmあるので麻婆豆腐など水分のある調理もできます。
コンパクトなのでテーブルに置いて使っても邪魔にならず、大皿感覚で使使用可能。
また、プレートタイプは約30cm×約40cmのサイズで、こちらもコンパクトとなっています。
均一な加熱
プレート内にヒーターを内蔵しているので、食材を隅で焼いても焼きムラがありません。
さらに、輻射熱を効率的に届ける工夫がされているので、食材の水分をキープしながら火入れが行えます。
アビエンマジックグリルのQ&A
アビエンマジックグリルは、これまでのホットプレートには見ない形状のため、「デザインは良いけれど、実際の使い心地はどうなのだろう?」と疑問に思う人は多いです。
見た目に惹かれて購入しても、思ったように使えなければ意味がありません。
後悔しないためには、この場でアビエンマジックグリルへの疑問を解消しておきましょう。
油はねがひどいって本当?
アビエンマジックグリルのフラットタイプは、通常のホットプレートのようにふちがないので、油はねでテーブルの上がひどく汚れてしまうのでは?と心配になるのではないでしょうか。
しかし、アビエンマジックグリルには油はねを防止する対策が2つとられています。
- プレート表面に特殊コーティングがされており、油をひかなくても食材が焼ける
- プレートに熱が加わると中央が凹み、そこに食材から出た油が溜まる
これらの工夫により油はねを防ぐ仕組みが備わっていますが、まったく油はねしないというわけではありません。
室内でホットプレートを使用する以上、特に油を含む食材を調理するときは多少の油はねは覚悟する必要はあるでしょう。
デメリットは?
アビエンマジックグリルの主なデメリットは次の3つ。
- 蓋が別売り
- 大人数には向かない
- 保温機能がない
アビエンマジックグリルには、蓋が標準装備されていません。
別途購入する必要があり、ホットプレートなのに最初から蓋がないのは不便と感じている人は多いです。
また、プレートのサイズが1~3人向けなので、家族が多い場合や友人などを招いて大人数での食事には不向き。
保温機能は2021年モデルにはありませんでしたが、2022年モデルには設定があります。
ふるさと納税の返礼品になっている?
インターネットで「マジックグリル」と検索すると、予測変換に「ふるさと納税」と出てくるので、アビエンマジックグリルがふるさと納税で手にいられると思う人がいます。
しかし、ふるさと納税の返礼品となっているのはアラジンというメーカーのもの。
アビエンマジックグリルは現在のところ、ふるさと納税の返礼品にはなっていません。
故障したらどうすれば良い?
取扱説明書の「故障かな、と思ったら」を確認してください。
当てはまるチャートを辿っていくと、対処方法や案内ページが表示されています。
当てはまる項目がない場合は、アビエンマジックグリルのフリーダイヤル0120-188367に連絡してください。
本体の保証期間はお買い上げより1年となっており、持ち込み修理には取扱説明書の最終ページに付帯してある「無料修理保証書」が必要です。
アビエンマジックグリルは油はねが比較的少ない
アビエンマジックグリルの油はねがひどいという口コミもありますが、反対に油はねが少なく使いやすいとの声もありました。
ふちがないフラットタイプにおいても、油はねを想定した対策がしっかりととられているため、ほかのホットプレートと比べて著しく油はねがひどいわけではありません。
アビエンマジックグリルは公式サイトやAmazonなどのインターネット通販の他、ヤマダ電機やヨドバシカメラなどでも販売されています。
気になる場合は実物を見て、自分にとってデメリットになるのか、確認してみるのが良いでしょう。
なお、アビエンマジックグリルの公式サイトでは、おしゃれなレシピを公開中。
ホットプレートは焼肉がメインの調理器具のイメージがありますが、レシピには真鯛の塩釜焼き風やクレープシュゼットなど、思いもつかないメニューが多数掲載されているので、眺めているだけでも楽しいです。