もし古米を使っても高級旅館のようなご飯が炊けるとしたら、あなたは象印（ZOJIRUSHI）の炊飯器「炎舞炊き」を購入しますか？

日本大手家電メーカーの象印は、炊飯器（炊飯ジャー）を多数リリース。機種ごとに機能や容量も様々なので、どのモデルが最適か選択には些か迷うものです。

本記事では、象印炎舞炊きの口コミとともに、炎舞炊きが誇る独自の機能性や使い心地を伝授します。「まずい米でも美味しくなるのか？」という問いについて、あなたなりの答えに導けたら幸いです。

象印炎舞炊きの良い口コミ＆評判

レビューを見ると、コンパクトながら機能性の高さを絶賛しているユーザーが多いことに気付かされます。特に「古米でも自分好みの味に炊ける」「お手入れが楽」という点が高評価に繋がっているようです。

コメントを通して、象印炎舞炊き＝人への思いやりが細部に込められている家電であることが伺えます。良いコメントを確認して、長年愛用できる炊飯器選びのヒントを得てください。

美味しい

コンパクトなのにとても美味しいご飯が出来上がる！
自分の好みを登録出来るから、いつでもふっくら美味しいご飯が食べられます。お手入れも簡単だし大切にしたいです！

我が家炊きが期待できる

今までと同じ米でも、値段の相場たかい米のようにとても美味しく炊けます。
我が家炊きというのが付いていて、炊あがりの硬さ、粘りの感想を入れていくことで、好みの炊きあがりになっていくそうです。
出荷時の設定はやや硬めの感じなので、この設定を重ねていって好みの感じになるのを期待しています。

保温性能が素晴らしい

決め手になったのは極め保温機能。
他社の比べて保温時間が長く、体感では50時間ぐらいまで余裕で美味しく食べれます。
90時間となると流石に黄ばみは出ますが、カチカチな米にはならないのは凄い。
冷凍したご飯の味が気に食わない人には、非常に良い商品です。

洗いやすい

毎日のご飯が楽しみで購入して本当に良かったです。洗うのも簡単で助かります。

機能性が良い

少人数の家族にはコンパクトで機能性がよいです。内蓋等簡単に外して洗うことができます。

口コミ引用元：Amazon.co.jp

象印炎舞炊きの悪い口コミ＆評判

ユーザーの中には、自分好みの味を追求するために炎舞炊きを買ったのに「まずい」「格安の炊飯器と同じ」という意見や、手入れのしやすさを求めていたのに「蓋の構造が複雑で洗いにくい」「すぐに故障」という忌憚なき声も。

象印炎舞炊きは高級家電です。後悔して泣き寝入りしたくない人は、都合の良い広告に飛びつく前に、以下の低評価コメントを一読して客観的な視点で良し悪しを判断してください。

まずい

買って損した
たきたもそんなに美味しくなく
特に冷えたらゴッチンご飯になって更に美味しくありません
前のタイガー🐯の普通のＩＨの炊飯器の方が味の好みで断然美味しかった

安い炊飯器と大して味が変わらない

5000円位で買って10年使った炊飯器とアマゾンプライムデーで33000円くらいになってた定価4万円の炊飯器で炊いた米がほぼ同じ味でした、ガッカリです。

毎日は掃除できない

ふたの裏側の掃除は、焦げが全体的にこびりついているうえ、パッキンなどがあるのに取り外しができないので、掃除に20分ほどかかってしまいます。毎日掃除する様に書かれていますが、とてもじゃないけど毎日は出来る感じがしません。

購入してすぐに故障

美味しいご飯が出来たね。と喜んだのも束の間、あっという間に故障しました。炊飯直後にエラーが何度も起こることに。

高速で炊けない

以前の炊飯器にあった、３０分で炊きあがる高速炊き機能がないのが残念。

口コミ引用元：Amazon.co.jp

象印炎舞炊きの電気代

象印炎舞炊きの電気代は、5.5合炊き・1升炊きともに1回の炊飯で5円前後かかります。1日6時間ほど保温すると仮定した場合、1日あたりの電気代は7～10円ほどなので、そこまで大きな金額でないと言えます。

炊飯器の電気代を求めるためには「炊飯時」「保温時」の2種類の消費電力が必要です。炊飯量（3合・4合）や使用するメニューによって消費電力は若干異なりますので、ここでは公式サイト（5.5合炊き・1升炊き）の消費電力量を引用して計算しています。

上記の消費電力量を元に算出した象印炎舞炊きの各電気代は、以下のとおり。

なお、象印炎舞炊きの消費電力は以下に記しているとおり、他の調理家電と比べて消費電力が大きいことが分かります。電気代を削減したい人は、保温時間を短くしたり炊飯器を使っていないときはコンセントを抜いて「待機電力」の削減に努めましょう。

• 5.5合炊き：1240Ｗ
• 1升炊き：1370W

象印炎舞炊きの価格・値段

現在の象印炎舞炊きの販売価格は、次のとおりです。

象印炎舞炊きの価格はハイクラス（高級）に位置付けらます。他の炊飯器と比較して値段は少し高めですが、その分スペックもハイクラス。型落ちでも変わらず、価格帯がミドル級のものと比べても多機能で省エネです。

それ故、ユーザーに支持された家電を表彰する「プロダクトアワード」や「家電大賞」の炊飯器部門で過去にノミネートされるなど、大人気商品となっています。最高級の炊き心地とお手入れのしやすさなど総合的に判断し10年スパンでの使用することを考えると、象印炎舞炊きはコスパの最高峰と言えるでしょう。

象印炎舞炊きの機能＆効果

例えば、「わが家炊き」機能や「長期保温」機能を詳しく見てみると、十分すぎるほどの機能が搭載されており、果たしてそこまで必要か？と疑問すら湧いてくるかもしれません。しかし、それだけ個人のニーズに応えたい一心で工夫を重ねてきた、企業側の努力の証でもあるのです。

さらに象印炎舞炊きは「人がお米に合わすのではなく、人の好みにお米を合わせる」というコンセプトもユーザーの満足感につながっています。

お米をふっくら炊く3DローテーションIH

象印炎舞炊きの「3DローテーションIH構造」を採用することで、かまどの炎の激しいゆらぎを再現。従来のIHヒーターの加熱方式では、釜内全体を加熱する圧力熱が弱く、また横方向の対流が生まれていないことなどから炊きムラが課題でしたが、炎舞炊きの「3DローテーションIH構造」を採用したことによって同時加熱が可能に。

その結果、お釜の底にある6つのIHヒーターが加熱し、3D（縦×横×斜め）の激しい対流が内釜の中心部を余すところなくかき混ぜ、お米をふっくら焚き上げることに成功。公式サイトでは、従来品の火力と比較し、炎舞炊きでは4倍以上の加熱力が生まれていることが記されています。

121通りの食感から我が家好みの味へ微調整と

人によってご飯の「粘り」「かたさ」などの好みは様々です。一言で「お米」と言っても、産地や気候によって粒の大きさや食感が微妙に異なりますし、同じ銘柄であっても古米or新米・常温保存or冷蔵保存かによって味や食感は違ってきます。個人の好みに対応しようと炊き方を微調整してくれるのが、炎舞炊きの「わが家炊き」機能です。

前回食べたごはんの感想（かたかった・弱かったなど）を炊飯ジャーに回答入力するだけで、最大121通り（11通り×11通り）の炊き方から、各家庭の好みの食感に合ったご飯を炊き上げてくれます。ご飯の炊き分けは、以下の5種類。

• しゃっきり
• ややしゃっきり
• ふつう
• ややもちもち
• もちもち

その日の献立や家族の体調に合わせて、白米・炊き込みご飯の食感が選べるのは、他製品にない炎舞炊きの大きな魅力と言えるでしょう。

健康的な玄米や雑穀米も美味しく炊飯

玄米や雑穀米にはビタミン類・ミネラル類・食物繊維などの栄養素が豊富なので、普段の食事において積極的に取り入れたいところですが、「ヘルシーだけど食感が苦手」「雑穀米を取り入れたいけど、夫や子どもが嫌がる」という意見も少なくありません。

例えば、玄米を炊く場合「熟成炊き」機能を併用すれば、時間をかけて玄米のうまみを引き出し高温で炊き上げるので、皮のかたさも気にならずもっちりと食べやすくなります。玄米の他にも以下のようなメニューに対応。

• 麦ごはん
• 雑穀米
• 金芽米
  など

健康志向の人や家族の健康をマネジメントするあなたの右腕として、玄米や雑穀米を美味しく炊飯してくれる象印炎舞炊きを、ぜひフル活用してください。

多めに炊いておける最大40時間の保温

一般的な炊飯器の場合、保温時間は最大でも24時間が限界。

メーカーが定める時間を超えて保温し続けるとご飯のパサつき・変色・ニオイの原因になりせっかくのお米も台無しですが、象印炎舞炊きには、センサーが温度コントロールし水分の蒸発を抑えてくれる「極め保温」機能が搭載されており、最大40時間（1日＋16時間）までおいしく保温できます。

2日近く保温しても美味しさが保てるなんて、さすがにオーバースペックなのでは？とも思いますが、「食事の時間がバラバラの家族でも美味しいご飯を提供したい」という優しさが込められた炊飯器と捉えるべきでしょう。

結露やカビを抑える蒸気セーブ

象印炎舞炊きには、炊飯時に出る蒸気をカットする「蒸気セーブ」機能が付いており、結露やカビ防止に一役買っています。

内蓋にある蒸気を冷やす装置によって、再度蒸気を水にして内釜に戻すというのが蒸気セーブの仕組み。この仕組みによって、蒸気の発生を約80％カットし、レンジ台や棚などに結露が飛び出るのを防いでくれます。安全性を備えているので、幼い子どもがいるご家庭にもおすすめできる炊飯器と言えますね。

象印炎舞炊きのQ&A

象印の炊飯器のタイプ・種類は複数あり、中でも最新モデルの「炎舞炊き」とリーズナブルな「極め炊き」は、家電の人気ランキングサイトにおいても上位を争う人気商品となっています。

どちらを購入するべきか迷われている人は、ここでよくある質問（Q&A）を要チェック。両モデルの違いやお手入れ方法を知って、あなたにふさわしいタイプを判断してください。

極め炊きとの違いは？

「炎舞炊き」は値段も高めですが、その分機能性も高いのが特徴です。一方、本体サイズ・重量を比較してみると、「極め炊き」のほうが蓋を開けたときのサイズ・軽さともにコンパクトで使い勝手が良いでしょう。以下、参考までにそれぞれ（5.5合炊き）の主なスペックを比較。

おすすめな人は？

炎舞炊きの機能性から判断すると、ご飯の本格的な美味しさを追求したいすべての人に一度は使ってほしい炊飯器と言えます。どんな人におすすめできるか、もう少し詳しく見てみましょう。

• 使用後「かたさ」「ねばり」などの回答入力が苦にならない人
• 重量が重い家電を置いても問題ないレンジ台や棚がある人
• 炊き分け機能を使って自分好みの味・食感を追求したい人
• 玄米や雑穀米を美味しく食べたいヘルシー志向の人
• 古米を使っても美味しく炊きたい人
• 家電を買う予算に困っていない人
  など

手入れ方法は？

衛生面を考慮すると、炊飯したら毎回洗うのが鉄則。象印炎舞炊きの洗うパーツは以下の2つだけなのでお手入れも簡単です。

• 内釜
• 内蓋

蓋に蒸気口セットがない上、内釜は軽くて洗いやすいのが魅力。さらにトップパネルには凹凸が少なく、フレームと庫内は汚れが拭きやすいように構成されているので、比較的お手入れは楽にできます。

しかし、ユーザーのレビューでは「洗いにくくて20分もかかった」との酷評もあり気になるところ。細かい部分を必死に洗いすぎて内釜や蓋を傷つけないよう、取扱説明書を確認してお手入れしましょう。炊飯器は毎日使うものです。家事家電選びの際、家事の手間やストレスを減らせるかどうかも重視したいポイントですね。

象印炎舞炊きは自分好みの美味しいご飯が炊ける

象印炎舞炊きは、「3DローテーションIH構造」によって、米一粒一粒に高温の熱を伝え、炊きムラを防ぎ、米の甘みを引き出して炊き上げてくれます。さらに、毎食後「かたさ」「ねばり」などのフィードバックを登録することで、次回からの炊き方を調整してくれるという炊飯器の優等生。常に自身の好みのご飯が食べたいという人は、ぜひ炎舞炊きの「わが家炊き」を活用してみましょう。

ただし、象印炎舞炊きは安価ではありませんから勢いで購入するのは禁物。一呼吸置いて、再度あなたの目で値段とスペックを確認することが大切です。創業100年以上の老舗企業＝象印が培ってきたモノ創りへのこだわりを知って、「きょうを、だいじに」過ごしてください。