デロンギマグニフィカSの内部洗浄で押さえるポイント7つ|すすぎと除石灰の違いまで迷わず整えよう!

デロンギマグニフィカSの内部洗浄で押さえるポイント7つ|すすぎと除石灰の違いまで迷わず整えよう! キッチン家電

デロンギマグニフィカSの内部洗浄は、ボタンを押して本体内部にお湯を通す日常的なすすぎ作業です。

ただし、抽出ユニットの水洗いや除石灰剤を使う石灰除去とは目的が違うため、同じ洗浄としてまとめて考えると手順を間違えやすくなります。

特に「内部洗浄ボタンを押すだけで全部きれいになるのか」「除石灰ランプは内部洗浄で消えるのか」「抽出ユニットはどこまで外すのか」で迷う人は少なくありません。

この記事では、マグニフィカSを清潔に使い続けるために、手動内部洗浄、抽出ユニットの洗浄、石灰除去、日常のお手入れを分けて整理します。

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デロンギマグニフィカSの内部洗浄で押さえるポイント7つ

最初に押さえたいのは、内部洗浄が万能なお手入れではなく、本体内部にお湯を通してすすぐ作業だという点です。

コーヒー粉の詰まり、抽出ユニットの汚れ、水の石灰質、フロッサー周辺のミルク汚れは、それぞれ別のお手入れで対応します。

この違いを理解しておくと、ボタン操作で済む場面と、部品を外して洗うべき場面を切り分けやすくなります。

お湯を通すすすぎ作業

内部洗浄は、マシン内部の経路にお湯を通し、抽出口から排出することで内部をすすぐための機能です。

コーヒーの抽出後に残りやすい細かな成分を流すイメージなので、ブラシでこする掃除や部品の丸洗いとは役割が違います。

長期間使っていなかったあとや、より衛生的に保ちたいときに使うと、抽出前の不安を減らしやすくなります。

内部洗浄だけで見える汚れをすべて取り除けるわけではないため、ほかのお手入れと組み合わせることが大切です。

短押しで始める

マグニフィカSの内部洗浄は、内部洗浄と除石灰を兼ねたボタンを普通に押して使います。

同じボタンを長押しすると石灰除去の操作に入るため、内部洗浄だけをしたいときは押し方を間違えないことが重要です。

ボタン名だけを見ると同じ清掃機能に見えますが、短押しと長押しでは始まる作業が変わります。

除石灰剤を入れていない状態で長押し操作を進めると混乱しやすいため、まずは目的を決めてから操作しましょう。

排水量は約70mL

手動内部洗浄では、本体内部を通ったお湯が抽出口から約70mL排出されます。

少量に見えても熱いお湯が出るため、抽出口の下には余裕のある容器を置いてから始めると安心です。

トレイに直接落とすと水がたまりやすく、あとでトレイを引き出したときにこぼれる原因になります。

カップを置く場合も、抽出口の位置に合っているかを確認してからボタンを押すと失敗しにくくなります。

使う場面を決める

内部洗浄は毎回必ず手動で行うものというより、必要な場面で追加するすすぎ作業として考えると続けやすくなります。

特に、しばらく使っていなかったあとや、来客前に気持ちよくコーヒーを出したいときは使いやすい機能です。

  • 1週間以上使わなかった後
  • 衛生面が気になる時
  • 抽出前に内部をすすぎたい時
  • より熱いコーヒーを淹れたい時
  • 味の違和感を確認したい時

毎日の掃除を楽にする機能ではありますが、カス受けやトレイの水洗いを省略できる機能ではありません。

抽出ユニットとは別

内部洗浄でお湯が通るのは本体内部の経路ですが、抽出ユニットに残ったコーヒー粉や油分は別途確認が必要です。

抽出ユニットはコーヒー粉を圧縮して抽出する中心部なので、粉が残ると味の劣化や動作不良につながりやすくなります。

マグニフィカSでは抽出ユニットを外して水洗いできるため、内部洗浄だけで済ませず週1回を目安に状態を見ましょう。

ただし、抽出ユニットには食器用洗剤や研磨剤を使わず、流水で粉を落としてしっかり乾かす考え方が基本です。

石灰除去とは違う

内部洗浄と石灰除去は、どちらも内部にお湯を通す点では似ていますが、落とす対象がまったく違います。

内部洗浄は日常的なすすぎで、石灰除去は水に含まれるミネラル分が内部管に付着した状態を専用剤で取り除く作業です。

作業 主な目的 使うもの 目安
手動内部洗浄 内部のすすぎ 必要時
抽出ユニット洗浄 粉や油分の除去 流水 週1回
石灰除去 カルキ対策 専用除石灰剤 ランプ点滅時
フロッサー洗浄 ミルク汚れ対策 使用後

除石灰ランプが点滅している場合は、内部洗浄ボタンを短く押すだけでは根本的な対応になりません。

ランプの意味を分ける

マグニフィカSはランプやアイコンで状態を知らせるため、点滅している場所を見て作業を判断する必要があります。

予熱中や内部洗浄中を示す点滅と、石灰除去の時期を示す点滅を混同すると、必要な作業を後回しにしてしまいます。

除石灰ランプが点滅している場合は、マシンが石灰除去のタイミングを知らせている状態です。

一方で、内部洗浄中の表示は作業が進んでいる合図なので、排水が止まるまで落ち着いて待ちましょう。

ランプが出たときに迷わない操作手順

内部洗浄の基本は、容器を置いて、短押しして、排出されたお湯を捨てるだけです。

しかし、実際には熱いお湯が出ることや、トレイに水が落ちることを忘れて慌てるケースがあります。

安全に進めるには、作業前の準備、ボタン操作、終了後の片付けを一つずつ分けて考えるのが近道です。

開始前の準備

内部洗浄を始める前に、水タンクに水が入っているか、抽出口の下に容器を置いたかを確認します。

容器は約70mLより大きければよいものの、跳ね返りを考えると背の低すぎるものは避けたほうが安心です。

  • 水タンクの水量
  • 容器の位置
  • トレイの水量
  • 抽出口の向き
  • 周囲の濡れやすさ

排水後にトレイを洗う予定なら、先にシンク周りを空けておくと作業がスムーズです。

ボタンの押し方

内部洗浄だけを行う場合は、内部洗浄と除石灰を兼ねたボタンを短く押します。

長押しは石灰除去モードにつながるため、ランプが点灯するまで押し続ける操作とは区別しましょう。

ボタンを押すと抽出口からお湯が排出されるので、顔や手を近づけないようにします。

排水が終わるまでは容器を動かさず、止まってから中のお湯を捨てると安全です。

終了後の片付け

内部洗浄が終わったら、容器のお湯を捨て、トレイに水が落ちていないかを確認します。

トレイや水滴受けに水が多く残ったままだと、次に使うときに引き出した拍子にこぼれやすくなります。

確認場所 見ること 対応
容器 排出湯 捨てる
トレイ 水位 必要時に排水
抽出口 水滴 軽く拭く
周辺 飛び散り 乾拭き

作業後に本体正面を軽く拭いておくと、水垢やコーヒーの飛び散りが残りにくくなります。

抽出ユニットまできれいにする習慣

マグニフィカSを清潔に使ううえで、内部洗浄と同じくらい大切なのが抽出ユニットのお手入れです。

抽出ユニットはコーヒー粉が直接触れる部分なので、粉の残りや油分を放置すると味にも動作にも影響しやすくなります。

手動内部洗浄をしているのに味が重い、抽出が不安定、左右の出方が気になるという場合は、抽出ユニット側も確認しましょう。

週1回の水洗い

抽出ユニットは、電源をオフにしてから取り外し、流水でコーヒー粉を落とすのが基本です。

本体の電源が入ったまま無理に外そうとすると、故障や取り付け不良の原因になりやすいため注意が必要です。

水洗いしたあとは水気を切り、無理な力をかけずに正しい位置へ戻します。

赤いボタンが出たままの場合や奥まで入らない場合は、レバー位置や向きを見直してから差し込み直しましょう。

洗剤を使わない

抽出ユニットには食器用洗剤や研磨剤を使わず、水だけで洗うのが基本です。

コーヒーの油分が金属表面に薄い膜を作り、金属臭を抑える役割を持つため、洗剤で強く洗い落とすのは避けたいところです。

道具 使用判断 理由
流水 使える 粉を落としやすい
食器用洗剤 避ける 油分を落としすぎる
研磨剤 避ける 部品を傷めやすい
硬いブラシ 慎重 傷の原因になる

汚れをしっかり落としたい場合でも、強くこするより流水で粉を流し、乾燥させるほうが安全です。

戻すときの確認

抽出ユニットを戻すときは、カチッと収まる感覚があるかを確認します。

正しく入っていないと、電源を入れたときに警告が出たり、抽出が始まらなかったりします。

  • ふたが閉まるか
  • 赤いボタンが戻るか
  • PUSH位置が奥まで入るか
  • 水タンクが干渉しないか
  • 無理な抵抗がないか

入りにくいときは力任せに押し込まず、いったん取り出して向きとレバー位置を確認しましょう。

石灰除去ランプへの正しい向き合い方

除石灰ランプが点滅したときは、内部洗浄ではなく石灰除去が必要なサインです。

水に含まれるミネラル分が内部管に付着すると、お湯の出方や温度、抽出の安定性に影響することがあります。

内部洗浄ボタンを押すだけでランプが消えない場合は、作業の種類が違う可能性を考えましょう。

内部洗浄では消えない

除石灰ランプは、通常のすすぎではなく、除石灰剤を使ったメンテナンス時期を知らせる表示です。

そのため、内部洗浄を何度か繰り返しても、石灰除去の工程を完了しなければランプが残ることがあります。

ランプが点滅しているのにコーヒーが出るからと放置すると、内部管への負担が増えるおそれがあります。

お知らせが出たら、時間に余裕のあるタイミングで石灰除去作業を行うのが安全です。

専用剤で進める

石灰除去では、水タンクに専用の除石灰剤と水を入れ、フロッサー側からお湯を排出しながら内部管を洗浄します。

マグニフィカSでは作業完了までに30分程度かかるため、途中で外出する前や急いでいる朝には向きません。

  • 空の水タンクを用意
  • 除石灰剤をA位置まで入れる
  • 水をB位置まで入れる
  • 1.5L以上の容器を置く
  • 長押しで開始する
  • すすぎ工程まで終える

除石灰剤を入れた後のすすぎ工程では、除石灰剤を追加せず、新しい水だけをMAX位置まで入れることが重要です。

終わらない時の見直し

石灰除去が終わらない、またはランプが消えないときは、すすぎ工程が最後まで完了していない可能性があります。

特に水タンクをMAX位置まで満たしていない場合や、スチームつまみを閉じるタイミングがずれた場合は、完了判定にならないことがあります。

症状 見直す点 対処
ランプが残る すすぎ不足 工程を再確認
水が止まらない タンク水量 MAXまで補水
開始できない 長押し不足 点灯まで押す
途中で迷う つまみ操作 表示に合わせる

途中で電源を切ってリセットしようとするより、手順のどこで止まっているかを確認して進めるほうが安全です。

汚れや味の違和感を減らす日常管理

内部洗浄をしても味の違和感が残る場合は、抽出口、カス受け、トレイ、豆ホッパーなどの汚れが関係していることがあります。

全自動コーヒーマシンは内部の動きが見えにくいため、ボタン操作だけで清掃できていると思い込みやすい家電です。

しかし、見える部分の粉や水分をこまめに取るだけでも、におい、詰まり、ぬめりの予防につながります。

カス受けを放置しない

コーヒーカスは水分を含んでいるため、長く放置するとにおいやカビの原因になりやすい部分です。

カス受けアイコンが点滅したら、満杯に見えなくてもカスを捨てて空にする必要があります。

  • カスを捨てる
  • カス受けを洗う
  • トレイの水を捨てる
  • 水滴受けを確認する
  • 乾かして戻す

毎日使う場合は、ランプが出る前でも一日の終わりに軽く確認すると清潔な状態を保ちやすくなります。

抽出口の詰まり

抽出口から左右均等に出ない、片側だけ少ない、ポタポタ落ちるという場合は、抽出口の詰まりも疑います。

コーヒー粉や油分が固まると、お湯の流れが偏って味の濃さにも差が出ることがあります。

詰まっている場合は、ブラシや爪楊枝などで無理のない範囲で汚れを取り除き、固く絞った布で周辺を拭きます。

内部洗浄でお湯を流しても改善しない場合は、抽出ユニット側と抽出口側の両方を確認しましょう。

豆ホッパーは乾拭き

豆ホッパーの内側は、コーヒー豆の油分が付きやすい場所です。

水気が残ると豆の劣化や故障の原因になりやすいため、基本は乾いた布で拭き取る意識が向いています。

場所 汚れ 基本対応
豆ホッパー 油分 乾拭き
ホッパーふた ほこり 水洗い後に乾燥
パウダー投入口 粉残り ブラシで除去
本体内部 粉落ち 乾いた布で清掃

濡れた布を豆ホッパー内に使う場合は、豆を戻す前に完全に乾いた状態になっているかを必ず確認しましょう。

清潔に使い続けるなら作業を分けて考える

マグニフィカSのお手入れで迷う原因は、内部洗浄、抽出ユニット洗浄、石灰除去をすべて同じ清掃として考えてしまうことにあります。

内部洗浄はお湯を通すすすぎ、抽出ユニット洗浄は粉や油分の除去、石灰除去は内部管に付いたミネラル分への対応です。

除石灰ランプが点滅したときは内部洗浄ではなく、専用除石灰剤を使った石灰除去の工程を最後まで行う必要があります。

一方で、日常的にはカス受け、トレイ、抽出口、豆ホッパーの汚れをこまめに見ておくことで、においや詰まりを防ぎやすくなります。

ボタンで済む作業と手で洗う作業を切り分けておけば、マグニフィカSを清潔に保ちながら、毎日のコーヒーを安定した味で楽しみやすくなります。

豆から挽きたてが楽しめる全自動コーヒー